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ギャンブル依存症 体験談Gambling addiction experiences

30代 男性

私が初めてパチンコをしたのは18才の時でした。バイトの収入の範囲内で1~2年は楽しめていたのですが、20才になると消費者金融で借金をしてまで毎日パチンコに通うようになりました。初めて借りる時はドキドキしましたが、あっさりと借りられ、借りることにもすぐに慣れてしまいました。負けるとその金を取り戻そうと更にお金をつぎ込み、勝っても次のギャンブルの資金となり、結局は借金ばかりが増えていく…。30才の頃には数社から借り入れをし、自分でもいくら借金があるのかわからない状態でした。ついには家族に借金がばれて治療を勧められ、大石クリニックを受診することになりました。
病的賭博と診断され、もう嘘をつき続ける日々・借金返済について悩む日々を続けなくていいんだ…とほっとしたのを覚えています。週に一度、大石クリニックの夜のギャンブルミーティングへ通うこととなりました。借金返済もあるため、仕事をしながら治療を受けることができるのは大変助かりました。それから2年が経ちますが、今でも大石クリニックのミーティングに通うことで、ギャンブルをしない日々を送ることができています。今後もミーティングへの参加を続け、平穏な日々を過ごしたいと思っています。

≪家族より≫

夫は、いつからまた競馬をしていたのか…。夫から告白されるまで、全く気付きませんでした。 夫は40才頃から会社でのストレスが増え、土日は仕事と偽っては毎週競馬に通っていたようです。自費での接待や出張費用など、今思えば怪しい部分も多くありましたが、言われるままに夫にお金を渡していました。60才で定年退職した際に、夫からギャンブルでの借金があると告白を受け、退職金でも足りず貯蓄を崩して返済へとあてました。もう二度と競馬はしないと約束し、本人も懲りていると思っていたのですが、数ヶ月後にはまた競馬を始めていました。 半年で再度借金を作った夫に愛想をつかし、当時は会話をしたくもなかったのですが、大石クリニックに通院して1年、夫は定期的にミーティングに通い、私も家族教室へ通って家族の対応を勉強しています。夫との会話も増え、一緒に過ごす時間が楽しいと思えるようにもなりました。また競馬をしているのでは?と、たまに不安になることもありますが、夫を信じて自分の生活を大事にしていきたいと思っています。

20代 男性

高校卒業の時、先輩に誘われパチスロに行きました。ビギナーズラックで1万円が5万円となり、「こんなに簡単に儲かるものなんだ…」「自分にはギャンブルの才能があるに違いない」と思い、毎日パチスロに通うようになるまでそう時間はかかりませんでした。親には大学に行くと言い、資金作りのバイトとパチスロの毎日…。負けが続き資金がなくなると、親の財布から金を抜き、友達からも借金をしました。それでも「自分には才能がある」「いつか大勝して借金を返せる」「何とかなる」と、根拠なく信じていました。 社会人になるとカードで借金をするようになり、返済ができなくなると親に泣きつき、何度も立て替えてもらいました。自分で病気ではないかとネットを調べ、大石クリニックを見つけました。仕事が休みの土曜日にミーティングに通うこととなり、仕事にも影響なく更に週末の空いた時間をミーティングにあてることで土日を乗り切ることができています。 大石クリニックの先輩患者から借金整理のしかたを教えてもらい、自分で債務整理をしました。 手間はかかりましたが、よい社会勉強になりました。また払い過ぎていた分を取り戻しました。夜なべでやっているその姿を見て、妻も信用を取り戻してくれたようです。


ギャンブル依存症

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